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作成日：2010年4月26日_記事番号：T00022335
WiMAXサービス低料金戦略、3.5Ｇに脅威
既にサービスを開始した高速無線通信規格WiMAX（ワイマックス）事業者５社は、使い放題料金プランが既存の3.5世代（Ｇ）規格より２～５割ほど安い上、通信速度は3.5Ｇの４倍を誇るなど価格優位性が目立つ。モバイルインターネットユーザー100万件近くにとって、選択肢が増えたといえそうだ。26日付中国時報が報じた。
WiMAXサービス使い放題の月額料金プランは、▽威邁思電信（ＶＭＡＸテレコム）、通信速度下り４Ｍ上り２Ｍで456台湾元（約1,370円）▽遠伝電信（ファーイーストーン・テレコミュニケーションズ）、599元（初めの３カ月は459元）▽威達雲端電訊（ビー・テレコム・マルチメディア、旧威達超舜電信多媒体）、300元──などで、3.5Ｇの700～850元より安い。
ただ、基地局の数は各業者が数千台を抱える3.5Ｇに比べ、WiMAXは数百台で、カバーできる範囲が比較的狭いため利用できないエリアもある。このため、今のところ利用に適しているのは都市圏の住民のみのもようだ。
