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作成日：2010年4月26日_記事番号：T00022337
三井物産、ＴＰＶに15％出資
三井物産は23日、液晶モニター受託生産分野の世界最大手で中国に拠点を置く台湾系、冠捷科技（ＴＰＶテクノロジー）に対し、第三者割当増資の引き受けのおよび共同公開買い付けを完了したと発表した。これにより三井物産は15.05％の株式（約３億5,300万株）を取得してＴＰＶの第２株主となった。
第三者割当増資の引き受けは３月16日に行われ、総額12億2,000万香港ドル（約147億7,000万円）を出資して、２億3,458万株を取得。さらに、４月８日にＴＰＶの筆頭株主である中国国営のＩＴ最大手、中国電子信息産業集団（ＣＥＣ）グループとの共同公開買い付けを実施し、この結果、三井物産とＣＥＣとの合計で出資比率を50.1％とした。
三井物産はＴＰＶへの出資について、「市場拡大が期待される液晶モニター、液晶テレビ市場における事業拡大を目指す」とコメントした。
