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電子業界200社、5月に重慶訪問【表】


ニュース 電子 作成日:2010年4月26日_記事番号:T00022339

電子業界200社、5月に重慶訪問【表】

 
 台湾電機電子工業同業工会(電電公会)、台湾電路板協会(TPCA)、台北市電脳公会(TCA)、光電科技工業協進会(PIDA)の電子業界同業者団体4団体は、鴻海精密工業、仁宝電脳工業(コンパル・エレクトロニクス)、華碩電脳(ASUS)など加盟企業200社余りで訪問団を組織し、中国重慶市で5月20日に行われる「国際および両岸(中台)電脳周辺産業重慶サミット」に参加する。重慶時報の報道を基に26日付工商時報が伝えた。
 
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 重慶では、昨年からヒューレット・パッカード(HP)主導で、受託生産メーカーによるノートパソコンの生産基地建設計画が進んでいる。現在、鴻海科技集団(フォックスコン)傘下の富士康国際(FIH)、広達電脳(クアンタ・コンピュータ)、英業達(インベンテック)が生産拠点を建設中で、その他関連川下メーカーも重慶への進出を進めている。工商時報は、重慶に進出する台湾企業847社のうち、電子業界は現時点でわずか39社だが、今後この比率が逆転する可能性もあると指摘している。

 重慶市政府関係者によると、プリント基板(PCB)大手の健鼎科技(トリポッド・テクノロジー)や、宏達国際電子(HTC)などに対し誘致交渉を進めている。また、ASUSにも進出を呼び掛けている。