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エイサーのノートPC、下半期に中国シェア10%目指す


ニュース 電子 作成日:2010年4月27日_記事番号:T00022374

エイサーのノートPC、下半期に中国シェア10%目指す

 
 今年ノートパソコン世界最大手を目指す宏碁(エイサー)は、中国市場での第1四半期シェアが依然7%にとどまったが、同市場での成長に大きな期待を抱いており、下半期には中国シェアを10%まで拡大できると見込んでいる。中国の販売業者も「販売、マーケティングへの力の入れようが以前と全く変わった。眠りから覚めたようだ」と、エイサーの強い姿勢を感じ取っている。27日付電子時報が報じた。

 中国の販売業者によると、エイサーの製品は価格性能比(コストパフォーマンス)が高く、決して他社に劣っていないが、これまでは販売戦略に問題があったようだ。同社は早い時期に販売代理店制度を廃止して子会社に販売を担わせたが、その後再び代理店制度に戻し、代理店の販売エリア選択問題に直面するなど、販路の二転、三転で好機を逃してきたという。

 エイサーのオリバー・アーレンス中国担当総経理は先ごろ、販売店の管理や販売業者への教育・支援を強化する今年度方針を打ち出したほか、ブランド旗艦店の設置も決定している。

 一方、ライバルの華碩電脳(ASUS)は第1四半期、中国で12~13%のシェアを獲得している。