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山崩れのフォルモサ高速、流れ盤斜面32カ所も


ニュース 社会 作成日:2010年4月28日_記事番号:T00022378

山崩れのフォルモサ高速、流れ盤斜面32カ所も

 
 基隆市のフォルモサ高速公路(国道3号)で25日に起きた大規模な山崩れに関連し、交通部台湾区国道高速公路局がまとめた調査で、地滑りが他の地層と比べて発生しやすいといわれる流れ盤斜面が全線で少なくとも32カ所存在することが分かった。今後、交通部の台湾区国道新建工程局(国工局)が詳しい調査を進める。28日付聯合報が伝えた。

 高速公路局の調査結果によると、流れ盤斜面は短いもので50メートル、最長は台南県の関廟交流道(インターチェンジ)付近で9キロメートルに及んだ。比較的長いものは嘉義県や高雄県など南部に集中している。

 分布の内訳は、北部19カ所、中部5カ所、南部8カ所。うち北部の6カ所は今回山崩れが起きた場所と同様、頁岩(けつがん)でできた地層だった。