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台北資訊園区、優先交渉業者に鴻海陣営【表】


ニュース 建設 作成日:2010年4月28日_記事番号:T00022391

台北資訊園区、優先交渉業者に鴻海陣営【表】

 
 郝龍斌台北市長は27日、同市が「台北の秋葉原」を目指し、BOT(建設・運営・譲渡)方式で建設を計画している「台北資訊園区」の事業権入札で、優先交渉対象者に鴻海科技集団(フォックスコン)を筆頭とする「台北3C・多媒体広場合作聯盟」を選んだ。市側は民間による投資額を37億台湾元(約110億円)と試算しており、10月までに契約を結ぶ。28日付聯合報などが伝えた。
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現在は駐車場となっている台北資訊園区の用地。鴻海集団は「絶対に秋葉原を超えてみせる」との意気込みだ

 台北資訊園区はIT専門の商業施設「光華数位新天地」に隣接する市民大道三段と金山北路の交差点に建設される。鴻海陣営は、同用地に地上12階、地下5階の複合商業施設の建設を見込んでいる。着工は2011年、開業は14年3月の予定で、市側は1,500人分の雇用機会創出を期待している。今回の入札には5陣営が応札し、予備交渉対象者には藍天電脳(クレボ)陣営が選ばれた。

 郝市長は「鴻海集団の計画は2億元規模の『築夢青年発展基金』創設など他を圧倒する内容だった」と評した。同基金は起業コンペティションや学生や発明者が情報関連製品のデザインコンテストに出品することなどを支援する目的で創設される。
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