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佳能のデジカメ出荷、10年予測を上方修正


ニュース 家電 作成日:2010年4月28日_記事番号:T00022392

佳能のデジカメ出荷、10年予測を上方修正

 
 デジタルカメラ受託製造大手、佳能企業(アビリティ・エンタープライズ)は27日、第1四半期の連結売上高が前期比11.8%減の112億1,800万元(約332億5,000万円)、純利益が同3.2%減の6億400万元、デジカメ出荷台数は予測を20%上回る約480万台だったと発表した。なお、3月売上高は56億7,100万元で過去最高を記録しており、同社は好業績を受けて2010年通年の出荷予測を2,300万台と、従来の年40%成長から50%以上の成長に上方修正した。28日付経済日報が伝えた。

 佳能は当初、人手不足や材料コスト上昇の影響で第1四半期の粗利益率は10%を切ると予測していたが、3月売上高が好調だったほか、運送費などのコストが前期比で減少したことで、粗利益率は10.09%を維持した。

 また佳能は、現在の受注状況から第2四半期の出荷台数は前期比20%増が見込めるとしており、09年第4四半期に記録した540万台の過去最高を更新する可能性が出ている。