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作成日：2010年4月28日_記事番号：T00022395
華宝通訊、ビボブランドでグーグル携帯発売へ
携帯電話受託生産大手の華宝通訊（コンパル・コミュニケーションズ）はこのほど、通信キャリアの威宝電信（ビボテレコム）の自社ブランド製品として、グーグルのアンドロイドプラットフォーム搭載スマートフォンを発売すると表明した。同機種は華宝がビボテレコム向けにカスタマイズした製品で、同社がこうした形で通信キャリアと提携したのは初めてだ。価格は１万台湾元（約３万円）以下で年内に発売予定。28日付工商時報が伝えた。
受託生産メーカーが通信キャリアとの提携で自社製携帯電話を販売するのは、鴻海科技集団（フォックスコン）傘下の富士康国際（ＦＩＨ）、広達電脳（クアンタ・コンピュータ）に続くケースだ。富士康は「Commtiva」ブランドで遠伝電信（ファーイーストーン・テレコミュニケーションズ）とビボテレコムから、クアンタは台湾大哥大（タイワン・モバイル）の自社ブランド製品を製造している。市場関係者によると、今年はさらにこうしたケースが現れる見通しだ。
