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作成日：2010年4月28日_記事番号：T00022396
デルタ、自社ブランドを積極展開
台達電子工業（デルタ・エレクトロニクス）が、発光ダイオード（ＬＥＤ）照明やＩＡ（インダストリアル・オートメーション）設備で、自社ブランド製品を積極的に展開している。28日付電子時報が報じた。
ＬＥＤ照明事業では、自社ブランドのＬＥＤ電球「ecolba」が、第２四半期から台湾、日本、中国で相次いで発売される。4.5ワットで価格は20米ドル程度だ。
同社のＩＡ製品は、今年に入って受注が急増。顧客同士で奪い合いとなっており、ショールームのサンプルまで売れたという。同事業の売上高全体に占める割合は、2009年第１四半期の５％から今年は７％まで拡大している。
海英俊・デルタ執行長（ＣＥＯ）は「同事業は企業の需要成長と中国市場の発展に伴って成長しており、当社にとって最も可能性を秘めた分野となっている」と好感。14年には10億米ドル規模のブランドに成長させたい考えだ。
