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タッチパネルの洋華光電、欧米新顧客の獲得目指す


ニュース 電子 作成日:2010年4月28日_記事番号:T00022399

タッチパネルの洋華光電、欧米新顧客の獲得目指す

 
 タッチパネル最大手、洋華光電(ヤング・ファスト・オプトエレクトロニクス)はこのほど、現在の主要顧客であるサムスン電子、LGエレクトロニクス、宏達国際電子(HTC)に加え、欧米で新規顧客を開拓すると表明。年内に何らかの成果が期待できるとしている。28日付電子時報が報じた。

 洋華光電は27日、業績説明会を開催し、第1四半期の連結売上高(自社決算)が前期比8%減、前年同期比68%増の36億8,700万台湾元(約109億円)、粗利益率は30.3%だったと発表した。なお、純利益は5億5,300万元で前期比32%減と大幅に落ち込んだが、同社は「税負担が増加したため」と説明した。

 また同期のタッチパネル出荷枚数は1,760万枚でハイシーズンだった前期(1,800万枚)とほぼ同水準を維持。特に3月はフル稼働となって過去最高を記録し、同期出荷枚数を押し上げた。

 なお携帯電話などでの採用が加速している静電容量方式タッチパネルの同社売上高に占める割合は、前期の15%から同期18%に拡大。今年末には30%に達する見通しだ。