ワイズコンサルティング・グループ

HOME サービス紹介 コラム グループ概要 採用情報 お問い合わせ 日本人にPR

コンサルティング リサーチ セミナー 経済ニュース 労務顧問 IT 飲食店情報

「テレビ・携帯の需要は予測以上」=Mスター董事長


ニュース 電子 作成日:2010年4月28日_記事番号:T00022400

「テレビ・携帯の需要は予測以上」=Mスター董事長

 
 IC設計メーカー、晨星半導体(Mスター・セミコンダクター)の梁公偉董事長は27日、テレビ、携帯電話の需要は当初予測を上回っており、第2、第3四半期も順調に推移し、電子業界には通常の需要期が到来するとの見通しを示した。

 Mスターはディスプレイ、テレビのコントロールIC世界最大手で、最近は中国のノーブランド携帯電話端末向けのチップにも参入している。

 梁董事長は「携帯電話端末用チップに関しては努力の余地が大きいが、今後の成長源でもある。Mスターは後進業者の立場で、携帯電話分野ではローエンド製品で参入を図りたい」と述べた。

 梁董事長は同社の昨年の業績について、売上高が200億台湾元(約600億円)を超えたのは確実だとし、今年は昨年を上回る業績を予想していることを明らかにした。証券業界では同社の第1四半期売上高が約100億元に達したと予測。IC設計業界で聯発科技(メディアテック)に続く2位に浮上したとみられており、業界ではメディアテックが「大M」、Mスターが「小M」と呼ばれている。