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ウィンボンドのNOR型製品、今年の出荷量10億個も


ニュース 電子 作成日:2010年4月28日_記事番号:T00022401

ウィンボンドのNOR型製品、今年の出荷量10億個も

 
 中堅DRAMメーカー、華邦電子(ウィンボンド・エレクトロニクス)は、NOR型フラッシュメモリーで今年の年間出荷量が10億個と、創業以来の累計出荷量を超える可能性がある。同社は年末までに標準型メモリーからの撤退を完了、NOR型とニッチ型の2本柱で安定成長を目指す。28日付工商時報が伝えた。

 NOR型は現在、各製品での需要が強い上、製品が求めるメモリー容量が拡大していることから深刻な供給不足となっており、同社によるとこの傾向は今年第4四半期から来年までは解消しない見通しだ。同社のNOR型は業界で唯一、12インチウエハー工場の90ナノメートル製造プロセスによる生産で、来年には58ナノプロセスによる製品を出荷していく。

 同社は今年の設備投資額を62億台湾元から75億元(約222億元)に引き上げ、ニッチ型DRAM製造技術の90ナノから65ナノへの移行などに投入する。