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MRT環状線、車両デザイン明らかに


ニュース 運輸 作成日:2010年4月29日_記事番号:T00022415

MRT環状線、車両デザイン明らかに

 
 台北市郊外を結ぶ都市交通システム(MRT)環状線第1期区間の車両、運転システムを受注したイタリアのアンサルドは28日、車両デザインを明らかにした。関係者によると、新たに開発される車両は、無人運転方式で、内部のスペースを広めに取り、大型ガラスを採用し、4両編成の車両内は相互に行き来が可能な設計となっている。29日付中国時報が伝えた。

 車内はベビーカーや車いすに配慮したバリアフリー設計となっており、ラッシュアワーの混雑緩和を図るため、折り畳み式の座席も導入する。無線システムには、Wi-Fi(ワイファイ)やWiMAX(ワイマックス)などの通信技術を採用する予定だ。

 アンサルドは既にデンマークのコペンハーゲンで無人運転方式の地下鉄を運営している。同社は台北駅そばに事務所を設け、開発作業を進めている。

 環状線第1期区間は台北の西部から南部を結び、沿線に▽五股工業区▽幸福▽頭前庄▽新埔民生▽板橋▽板新▽中原▽橋和▽華中橋▽景安▽景平▽秀朗橋▽十四張▽大坪林──の14駅が設けられ、2015年の開業を目指す。