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作成日：2010年4月29日_記事番号：T00022422
太陽電池素材のリアル・グリーン、新工場着工
太陽電池素材の瑞晶応用材料科技（リアル・グリーン・マテリアル・テクノロジー）は28日、新竹科学工業園区（竹科）竹南基地で新工場の起工式を行った。45億台湾元（約135億元）を投じ、生産ライン６本を設置し、来年６月の量産開始を見込む。29日付工商時報が伝えた。
同社は現在、台中市に試験生産ライン１本を保有し、高純度の多結晶シリコンパウダー、多結晶シリコンなどを生産している。新工場の完成に伴い、来年第３四半期時点で金属級シリコンの生産量は世界３位の年２万トンに達する見通しだ。2012年には世界首位を目指す。
投資額の内訳は、工場建物が10億元、設備が35億元。新工場完成に向け、従業員数も現在の25人から100人に拡充する。
同社は現在資本金が２億元だが、工場建設資金を調達するため、今年第２四半期に10億元、第４四半期に35億元の増資を行う。さらに、今年末には興櫃市場（未公開株取引市場）への登録、来年末には株式公開を計画している。
