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「今年の自動車市場27万台」、和泰汽車が予測を上方修正


ニュース 自動車・二輪車 作成日:2010年4月29日_記事番号:T00022424

「今年の自動車市場27万台」、和泰汽車が予測を上方修正

 
 トヨタの台湾総代理店、和泰汽車は28日の董事会で、今年の自動車市場全体の販売台数予測を当初の23万台から約18%上方修正し27万台とした。今回が2度目の予測値引き上げとなる。業界では小型車に対する貨物税(物品税)減税措置の昨年末での打ち切りを受け、今年は市場が大幅に縮小するとの悲観的な見方もあったが、第1四半期の新車登録台数が前年同期比18.9%増の6万7,000台と好調だったことで懸念が払しょくされた形だ。29日付経済日報が伝えた。

 和泰汽車の第1四半期業績は、販売台数が前年比4.3%増の2万1,622台、純利益は前年の約2倍となる17億8,400万台湾元(約53億5,000万円)、1株当たり純利益は過去最高の3.28元となった。今後はシェア40%突破を目指す。

 また裕隆日産汽車の同期業績は、販売台数が8,980台となり、前年比伸び率で業界最高の32.2%増を記録した。純利益は前年同期の2.9倍となる7億5,800万元。本業で黒字転換を達成したほか、中国の東風汽車集団との合弁会社、東風日産汽車の利益も大きく貢献した。