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固定から携帯への通話料、来年から値下げ


ニュース 電子 作成日:2010年4月29日_記事番号:T00022425

固定から携帯への通話料、来年から値下げ

 
 国家通訊伝播委員会(NCC)は28日、固定電話から携帯電話にかける際の通話料の決定権を来年1月から固定電話事業者に戻し、これにより、同通話料は1分当たり0.5~4台湾元(約1.5~12円)の値下げが見込まれる。29日付中国時報が伝えた。

 値下げ後の通話料は一律同5.16元、割引時間帯は同2.58元となる。値下げ幅は、固定電話から遠伝電信(ファーイーストーン・テレコミュニケーションズ)、台湾大哥大(タイワン・モバイル)の携帯電話にかけた際が通常時間帯で同0.5元、割引時間帯で3元、威宝電信(ビボテレコム)、亜太電信(アジア・パシフィック・ブロードバンド・テレコム)、大衆電信(FITEL)の携帯電話にかけた場合では1.5~4元に達する。

 NCCによると、固定電話から携帯電話への通話料は現在、通常時間帯で2Gの場合、遠伝が同3元と比較的安いのを除き、他社は同5.47~6.6元と割高だ。

 値下げ後は、固定電話からの接続収入に依存する威宝、亜太の業績にマイナス影響が見込まれる。固定電話サイドでも、中華電信が他社との競争にさらされることになる。