ワイズコンサルティング・グループ

HOME サービス紹介 コラム グループ概要 採用情報 お問い合わせ 日本人にPR

コンサルティング リサーチ セミナー 経済ニュース 労務顧問 IT 飲食店情報

Qisdaの電子ブックリーダー、今年の出荷目標40万台


ニュース 家電 作成日:2010年4月29日_記事番号:T00022427

Qisdaの電子ブックリーダー、今年の出荷目標40万台

  
 明基友達集団の電子機器受託生産メーカー、佳世達科技(Qisda)の熊暉総経理は28日の業績説明会で、現在月産1万台の電子ブックリーダーについて、第3四半期から出荷が大幅に増え、通年で40万台を目標にする考えを示した。29日付蘋果日報などが報じた。

 同社は主力の液晶モニター以外の製品受注と新規顧客獲得を重点方針としており、非主力製品が売上全体に占める割合は昨年第4四半期の11%から、今年第1四半期は14%まで高まった。下半期には20%を超える予想だ。この第2四半期にカラープリンターやスマートフォンも量産に入る。

 なお、液晶モニターの第1四半期の出荷台数は前期比10.5%増の347万台となったものの、プロジェクターは非需要期の影響で前期比3.8%減の24万4,000台にとどまった。

 第1四半期の業績は、売上高が前期比1.2%増、前年同期比9.9%増の198億台湾元(約593億円)。純利益は17億3,000万元だった。本業利益は1億6,000万元で、利益の大部分を達方電子(ダルフォン)、均豪精密工業(ギャラント・プレシジョン・マシニング、GPM)の株式売却処分益など業務外収益が占めた。