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不正遠隔操作可能なゾンビPC、台北市が世界最多


ニュース 電子 作成日:2010年4月29日_記事番号:T00022430

不正遠隔操作可能なゾンビPC、台北市が世界最多

 
 米シマンテックが28日発表したインターネットの安全に関する2009年研究調査によると、スパムメール(迷惑メール)送信や、サーバーなどを攻撃して企業サイトなどのサービス提供を妨害する「DoS攻撃」などができるよう、悪意ある攻撃者によって遠隔操作可能に細工(ボットネット化)された、いわゆる「ゾンビパソコン」の台数が、台北市だけで世界の5%を占め、不名誉な世界首位となった。29日付電子時報が報じた。

 シマンテックによると、悪意ある遠隔操作が行われたゾンビパソコンは昨年、世界全体で1日平均4万6,541台に上り、通年では約680万台となった。

 ただ台湾全体では、ゾンビパソコン遠隔操作のほか、スパムメールやフィッシング(偽サイト)など悪意ある活動の発生頻度は世界10位圏外で、米国、中国、ブラジルなどが上位を占めた。