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インベンテックの4月出荷、噴火影響で2割減


ニュース 電子 作成日:2010年4月29日_記事番号:T00022433

インベンテックの4月出荷、噴火影響で2割減

 
 ノートパソコン受託生産大手、英業達(インベンテック)の徐信群副総経理は28日の業績説明会で、アイスランドで起きた火山噴火の影響による航空貨物便の混乱により、4月のノートパソコン(ノートPC)の出荷台数は約104万台と、3月の約130万台から20%減少するとの見方を明らかにした。29日付工商時報などが報じた。

 同社はアイスランド噴火や、ギリシャやポルトガルの財政危機などの影響を受けて、第2四半期の出荷目標を5%下方修正した。同期の出荷台数、売上高の前期比成長率は10~15%にとどまり、出荷台数は430万~450万台、売上高は885億~920億元(約2,650億~2,760億円)水準と見込んでいる。

 また、徐副総経理は、昨年下半期に仁宝電脳工業(コンパル・エレクトロニクス)に流れた東芝からの受注が5月より戻るため、5~6月の東芝向け出荷台数は米ヒューレット・パッカード(HP)向けの水準に近付き、第3四半期にはHP向けを上回る可能性もあると語った。2010年の目標出荷台数は2,000万~2,500万台だ。