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福建省長が来月高雄へ、カーディル氏映画上映後で初


ニュース 政治 作成日:2010年4月30日_記事番号:T00022438

福建省長が来月高雄へ、カーディル氏映画上映後で初

 
 黄小晶・福建省長率いる調達団が来月5日訪台し、10日に高雄から金門島経由で同省に戻る予定だ。高雄市が昨年9月、亡命ウイグル人組織の指導者、ラビア・カーディル議長を追ったドキュメンタリー映画を上映したことで摩擦が生じて以来、中国の地方政府高官による初の高雄訪問となる。30日付工商時報が報じた。
 
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黄小晶・福建省長の訪台に関し、中国国務院台湾事務弁公室(国台弁)の范麗青報道官は28日、人と人の交流および経済交流が目的と語った(28日=中央社)
  
 在アモイ台湾系企業団体、アモイ台商協会の曽欽照会長によると、黄福建省長は5日、3人の副省長および9人の市長のほか、産業界の重要人物や交流団体など2,000人を率いて台北入りする。今回の訪台による調達予定額は数千万米ドル規模。このほか、同省は5月、1万人規模の台湾観光政策を始動する。

 昨年のカーディル議長の映画上映をめぐる問題以降、吉林・北京市副市長、韓正上海市長などが1,000人規模の調達団を率いて訪台したが、いずれも高雄訪問は避けていた。