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作成日：2010年4月30日_記事番号：T00022441
ＴＶショッピングのｍｏｍｏ購物台、中国進出へ
富邦媒体科技が展開するテレビショッピングチャンネルの「富邦momo購物台」は、中国華北地区のケーブルテレビ会社と合弁で、テレビショッピング専用チャンネルを開設し、年内にも中国に進出するもようだ。中台合弁のテレビショッピングチャンネルは初となる。30日付工商時報が伝えた。
富邦媒体科技の林福星董事長は、「対中投資計画はこのほど董事会で決議され、現在特定の相手と交渉を進めている。合弁相手はケーブルテレビ業者で、テレビ局ではない」と説明した。交渉は現在最終段階に差し掛かっているという。同社と取引がある商品供給業者100社も同時に中国市場への進出を図る。
テレビショッピング業界では、東森購物台が昨年、中国の中央電視台（ＣＣＴＶ）傘下の中視購物と戦略提携したほか、湖南省のメディア企業と中台旅行商品の開発で合弁会社を設立している。
市場関係者は、中国のケーブルテレビ視聴世帯が1,000万～2,000万世帯に達し、台湾の492万世帯の数倍の市場規模があるとして、中国市場の開拓を有望視している。
