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建設
作成日：2010年4月30日_記事番号：T00022443
タイルの冠軍建材、中国の生産能力倍増へ
タイル建材の冠軍建材（チャンピオン・ビルディング・マテリアルズ）は、中国江蘇省昆山工場と山東省蓬莱工場の拡張に今年３億5,000万人民元（約48億円）を投じるほか、安徽省宿州工場の新設に今後５年で10億人民元を投じ、生産能力を倍増させる計画だ。30日付工商時報が報じた。
林栄徳董事長は29日、中国市場を好感する理由について、中国政府による農村部での住宅建設促進政策、「建材下郷」を挙げた。金融危機の影響を乗り越え、昆山工場と山東工場の設備稼働率は昨年第４四半期に90％に上り、今や100％近いという。
同社は中国工場の生産能力増強に加え、フランス「Art Code」ブランドのタイル生産ライセンス授権や販路拡張により、今年の中国の売上高は前年比30％増の16億人民元、中台合わせて100億台湾元（約300億円）を狙う。
