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太陽電池の富陽、南京工場に着工


ニュース その他製造 作成日:2010年4月30日_記事番号:T00022448

太陽電池の富陽、南京工場に着工

 
 中環(CMCマグネティクス)傘下、薄膜太陽電池メーカーの富陽光電(サンウェル・ソーラー)は29日、中国江蘇省南京市の南京高新区で新工場の起工式を行った。富陽は南京を中国展開の前線基地とし、総額6億米ドルを投じて生産拠点の整備を進める計画だ。30日付経済日報が伝えた。

 同社は先ごろ南京市政府と2年で総額40億台湾元(約120億円)の受注契約を結んでいるが、当初は桃園工場(生産能力40MW)からの供給で対応し、今年は7MW(メガワット)、来年は21MWを出荷する予定だ。このほか欧米からも相次いで受注しており、生産ラインは既に来年末まで満杯となっている。

 式典に出席した中環の翁明顯董事長は、グループのリソースを生かし、二酸化炭素(CO2)を排出しない「ゼロカーボン・シティ」を南京市に開発するとの考えを示した。