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菓子製造の聯華食品、Q1営業利益が前年の8.6倍に


ニュース 食品 作成日:2010年4月30日_記事番号:T00022449

菓子製造の聯華食品、Q1営業利益が前年の8.6倍に

 
 スナック菓子製造の聯華食品は第1四半期の営業純利益が8,600万台湾元(約2億6,000万円)と、前年同期の8.6倍に達した。純利益は7,400万元だった。同社は広告などマーケティング戦略が奏功したこと、価格が上昇しているナッツ類でも低価格の原料を利用できたことで、収益力が高まったと分析している。30日付工商時報が伝えた。

 証券会社は、食品は利潤が比較的低いが業績は安定していると指摘した上で、聯華食品は認知度も高く、製品の付加価値向上に努めていると分析した。また、同社は受託生産の比率を積極的に高めており、多くの受注を獲得している。さらに昨年立ち上げた健康食品を専門に扱う新事業部も、多くの製品を発売して業績に貢献した。

 なお、チョコレート菓子などの宏亜食品も同期は新製品の発売や、自社販売店でのキャンペーンが好業績につながり、売上高が前年比30.43%増の6億2,197万元、本業での純利益は9,000万元近くに上った。