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作成日：2010年4月30日_記事番号：T00022454
ＨＰのパーム社買収、台湾受託メーカーにプラスなし
米ヒューレット・パッカード（ＨＰ）が28日、米スマートフォンメーカー、パーム社を12億米ドルで買収すると発表したことに対し30日付経済日報は、ＨＰとパームのスマートフォン生産委託先となっている華宝通訊（コンパル・コミュニケーションズ）、富士康国際（ＦＩＨ）、英華達（インベンテック・アプライアンシズ）といった台湾系メーカーにとって短期的には影響は出ないが、今後２年は統合に向けた調整期間に入るため、「マイナス要素が多く、プラス要素はない」との見方を示した。
なお、ＨＰとパームは以前、宏達国際電子（ＨＴＣ）にも携帯電話生産を委託していたが、ＨＰとパームが委託先を分散したのに伴い、ＨＴＣは自社ブランドの確立に注力し、今やかつての顧客をはるかに上回る製品台数を出荷している。
