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奇美電協理、価格操作で服役へ


ニュース 電子 作成日:2010年4月30日_記事番号:T00022459

奇美電協理、価格操作で服役へ

 
 日台韓の大手液晶パネルメーカーが米国市場で価格操作を行い反トラスト法違反に問われた事件で、奇美電子(チーメイ・イノルックス)の楊柱祥協理が、9月の服役、および罰金2万5,000米ドルを支払うことで米司法当局と合意に達した。外電の報道を基に30日付工商時報が報じた。

 楊柱祥協理は、2004年から6月まで他メーカーと共謀の上、競争相手を排除する目的で価格操作を行っていたことを米当局に対し認めたという。奇美電は同案件が司法調査の段階にあることを理由にコメントを避けた。

 旧・奇美電(CMO)は昨年12月、この事件で罰金2億2,000万米ドルを支払うことで米当局と合意し、昨年第4四半期決算に特別損失として計上した。