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コーニング、台中工場拡張計画を再開


ニュース 電子 作成日:2010年4月30日_記事番号:T00022461

コーニング、台中工場拡張計画を再開

 
 液晶パネル用ガラス基板世界最大手、米コーニングが、台中の液晶ディスプレイ向けガラス基板工場の拡張計画を再開させる。同社はディスプレイ部門の業績好調により、今年の設備投資額を当初予定の6億~7億米ドルから10億米ドルに引き上げ、2008年下半期からの不況で延期されていた同計画を再開するほか、静岡工場(静岡県掛川市)の補修も行う。30日付工商時報が伝えた。

 同社の第1四半期売上高は、ディスプレイ部門で前期比9%増の7億8,200万米ドルとなり、他の4部門を超える伸び率を示した。同社は、液晶テレビ、パソコン製品の同期の末端需要が予想以上に好調だったと説明した。

 また、第2四半期は生産量が約5%成長するとみて、稼働可能な生産設備をすべて活用してパネルメーカーの需要に対応する方針だ。

 同社はまた、年内はコンシューマー向け電子製品の見通しが良いため、ガラス市場も通年で成長が期待できるとみている。今年のガラス需要については3%上方修正し29億~31億平方フィートと予測、年間成長率は18~27%に達するとの見通しを示した。