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多額税金滞納者、黄任中氏の息子らを公表


ニュース その他分野 作成日:2010年5月3日_記事番号:T00022470

多額税金滞納者、黄任中氏の息子らを公表

 
 財政部国税局は1日、1,000万台湾元(約3,000万円)を超える税金滞納者のリストを発表した。それによると、実業家の黄任中氏(2004年死去)の息子、黄若谷氏が遺産税(相続税)を17億2,000万元滞納しているのを筆頭に、黄氏一族だけで滞納額が44億1,500万元に達した。

 また、南京国民政府の孔祥熙行政院長の長女で、宋家三姉妹の宋藹齡を母親に持つ孔令儀氏(08年死去)も1億5,300万元の遺産税を滞納していることが分かった。

 一方、同局は5,000万元以上の税金を滞納している企業のリストも発表した。上位は環亜大飯店(アジア・ワールド・プラザ・ホテル台北)の26億元、国産汽車の7億7,300万元、皇統科技の1億2,200万元、安鋒鋼鉄集団の8億元などとなっている。これら企業はいずれも経営不振にあえいでおり、納税が滞った。