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猫空ロープウエー再開1カ月、乗客数は開通当初の半分


ニュース 運輸 作成日:2010年5月3日_記事番号:T00022471

猫空ロープウエー再開1カ月、乗客数は開通当初の半分

 
 台北市立動物園近くから木柵観光茶園までを結ぶ猫空ロープウエー(台北市文山区)は、3月30日に約1年半ぶりの運行を再開した後、1カ月が経過した。運営会社の台北大衆捷運(TRTC)によると、この間の乗客数は延べ約27万人で、2007年7月の開通1カ月目に延べ約47万人、翌3月30日~4月29日に53万人だったのと比べほぼ半減した。3日付聯合報が報じた。

 理由としては、目新しさがなくなったほか、ロープウエーに乗って着いた先に遊歩道程度しかないこと、運行停止期間中に安全面の懸念が大きく報道されたため不安感が残っていることが挙がっている。さらに4月25日に基隆市のフォルモサ高速公路(国道3号)で大規模な山崩れが起きたことからも、マイナス材料になったようだ。

 一方台北大衆捷運は、中部南投県の観光地、日月潭でもロープウエーが今年1月に開通したことに影響を受けたとしている。ただ、学校が夏休みに入り、旅行シーズンを迎える7月以降は乗客数も伸びると期待している。