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「愛台12建設」の桃園3計画、外資誘致に注力


ニュース 建設 作成日:2010年5月3日_記事番号:T00022474

「愛台12建設」の桃園3計画、外資誘致に注力

 
 昨年から2016年までの8年間にわたり推進する公共建設プロジェクト「愛台12建設」のうち、7月に入札募集公告が予定される桃園県の3項目について経済部は30日、外資企業を対象にした説明会を開催し、日、米、欧、韓、豪、ニュージーランドの商工会5団体の代表および企業が参加した。1日付経済日報によると、特に外資の注目を集めている「台湾高速鉄路(高鉄)桃園駅特定区」開発計画には、韓国のサムスン物産、シービーリチャードエリス香港、日本の菱三商事などが入札に意欲を示しているという。

 桃園県での計画は、高鉄桃園駅特定区のほか、「桃園県花卉(かき)専区開発案」および「桃園地区汚水下水道BOT(建設・運営・譲渡)案」で、3項目合わせた投資総額は447億台湾元(約1,340億円)に達する見込み。「汚水下水道BOT」には丸紅と、仏ヴェオリア・ウォーターが興味を示しているという。

 経済部によると、昨年は景気低迷により愛台12建設への投資に意欲をみせる企業は少なかったが、今年は世界経済の回復を受け、数項目ずつ分割し、年内に約30項目の入札公告を行う予定だ。