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中国製タイヤコード、期間限定で輸入開放


ニュース その他製造 作成日:2010年5月3日_記事番号:T00022478

中国製タイヤコード、期間限定で輸入開放

 
 タイヤ用資材、タイヤコードの中国からの輸入が3年前と同じく年間4,000トンを限度に、2013年3月末までの期間限定で開放された。3日付工商時報が報じた。

 中国製タイヤコードの輸入開放は、ゴム関連産業の業界団体、台湾区橡膠工業同業公会が経済部国際貿易局(国貿局)に強く要請して実現したもので、▽正新橡膠工業▽建大工業▽華豊橡膠工業(DURO)▽泰豊輪胎(フェデラル)▽南港輪胎(南港タイヤ)──などが恩恵を受ける見通しだ。一方、タイヤコードを生産する台塑集団(台湾プラスチックグループ)傘下の福懋興業(フォルモサ・タフタ)、および第一簾布は輸入再開に反対していた。

 福懋興業の月産能力4,700トンのうち、台湾市場向けは20%のみで、80%はインド、ベトナム、インドネシア、日米に輸出している。ベトナムでは10億台湾元(約30億円)を投じて月産能力1,000トンのタイヤコード工場を建設し、11年12月に稼働させる計画だ。