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医療機関の「掛号費」、格差300倍【表】


ニュース 医薬 作成日:2010年5月3日_記事番号:T00022481

医療機関の「掛号費」、格差300倍【表】

 
 中央健康保険局は30日、台湾の医療機関が患者から徴収している「掛号費」(日本の初診料・再診料に相当)に都市と地方で最大300倍の格差があることを明らかにした。1日付聯合報が伝えた。

 「貴族病院」に属する中山医院(台北市大安区)の掛号費が300台湾元(約900円)に達する一方、地方では掛号費そのものを徴収しない医療機関があるほか、掛号費を地方自治体が補助するため、患者が負担する必要がないところもある。大型総合病院の掛号費は100~150元が一般的だ。

 中山医院関係者は「都心では経営コストがかさむため、掛号費は割高になる」と話している。

 これに対し、民間監督健保聯盟は「各病院は掛号費をつり上げてばかりいる。お金がなければ、健康保険料どころか掛号費でさえ払えない」と指摘し、掛号費に一定の規範を設ける必要性を訴えた。

 掛号費に関する調査結果は、健保局のウェブサイト(www.nhi.gov.tw)で検索することができる。
T000224811