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タッチパネルの洋華光電、設備投資は年50%増に


ニュース 電子 作成日:2010年5月3日_記事番号:T00022487

タッチパネルの洋華光電、設備投資は年50%増に

 
 タッチパネル最大手、洋華光電(ヤング・ファスト・オプトエレクトロニクス)は4月30日に開催した株主総会で、タッチパネル市場の需要好調を受け、5、6月も好調が続くとの見通しを示した。その上で、2010年の設備投資額が前年比50%増の15億台湾元(約45億円)となるとし、今後も引き続き生産能力増強を図る方針を示した。1日付工商時報が報じた。

 洋華の何逢有財務長(CFO)は、今年の設備投資のうち6億元をベトナム工場の拡張に、5億元を台湾での、残りを中国での生産能力増強に投じると述べた。

 洋華の第1四半期連結売上高は、前期比7.5%減、前年同期比68.2%増の36億8,700万元、純利益は前期比32%減、前年同期比21%増の5億5,300万元、出荷枚数は1,760万枚だった。粗利益率は、平均単価の下落、台湾元高、および中型パネルの歩留まり率改善が遅れた影響で、前期比1ポイント減の30.3%となった。