ニュース 電子 作成日:2010年5月3日_記事番号:T00022488
中華映管(CPT)が4月30日発表した第1四半期業績は、連結売上高が前期比30.2%増、前年同期比122.9%増の218億3,600万台湾元(約650億円)で、純損失は29億8,900万元と、前期の119億1,800万元の赤字から大幅に改善した。1日付蘋果日報などが報じた。
ただ、同社の1株当たりの純資産は3.74元まで落ち込んでおり、信用取引が停止される恐れも出ている。台湾証券交易所(証券取引所)と興櫃市場(未公開株取引市場)を管理する中華民国証券櫃台買売中心(櫃買中心)がきょう3日から上場・店頭公開企業の第1四半期決算書を審査し、1株当たり純資産が5元以下の場合は、現物株式、現金による取引が義務付けられる「全額決済株」に指定する予定のためだ。
一方、林盛昌・中華映管総経理は、今年の液晶パネル景気を楽観。第2四半期は、カラーフィルター(CF)の自社生産比率を5割から8割まで引き上げるほか、再稼働させる予定の第4.5世代工場と、月産能力をガラス基板投入枚数ベースで11万枚に引き上げる計画の第6世代生産ラインで、ともにフル稼働を見込む。
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