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6月から夏季電気料金、鉄鋼生産などに影響【表】


ニュース 公益 作成日:2010年5月4日_記事番号:T00022500

6月から夏季電気料金、鉄鋼生産などに影響【表】

 
 台湾電力は夏の電力需要期に合わせ、今年も6月1日から9月30日まで夏季電気料金を導入する。これに伴い、産業用の電気料金も普段より割高となるため、鉄鋼メーカーを中心に減産や値上げなどの影響が予想されている。
 
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 4日付経済日報によると、鉄筋大手の豊興鋼鉄は6月10日から電力消費が安いオフピークの時間帯に生産を集中させ、通常の月産15万トンから同11万トンへと減産する。H形鋼メーカーの東和鋼鉄企業(東鋼)も6月から30~35%減産し、月11万~12万トンの生産とする。

 台湾電力は3日、今夏の電力消費量が金融危機前の伸びを取り戻し、過去最高を記録すると予測した。今年からは県・市ごとに節電実績を競わせ、上位3県・市の電力料金を割り引く奨励制度も設けることを検討している。一般世帯では夏季の電気料金が通常期に比べ、毎月200元程度増える見通しだ。