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作成日：2010年5月4日_記事番号：T00022501
ＣＡＴＶのネット接続サービス、年内にユーザー100万件突破へ
４日付工商時報によると、ケーブルテレビ（ＣＡＴＶ）事業者５社によるインターネット接続サービスは、ユーザー数が年内に100万件を突破する見通しだ。中華電信のＡＤＳＬ（非対称デジテル加入者線）ユーザー取り込みを狙い、さまざまな割安プランも登場している。
台湾大哥大（タイワン・モバイル）傘下、台固媒体（ＴＦＮメディア）は、通信速度10メガビット毎秒（Mbps）のインターネット接続と高画質（ＨＤ）テレビ放送受信のセットを月額799台湾元（約2,400円）とし、中華電信より２割安で提供する。同社は現在12万件のネットユーザー数が、年内に14万～15万件まで増えると見込む。
台湾寛頻通訊顧問（ＴＢＣ）は７月から、通信速度20Mbpsのプランを中華電信の10Mbpsプランと同じ月額料金で提供する。凱擘（ＫＢＲＯ）は、同10MbpsとＨＤテレビ放送受信のセットを月額700元で提供し、ネットユーザー数を現在の22万件から年内に30万件近くまで拡大させる構えだ。中嘉網路（チャイナ・ネットワーク・システムズ）は現在のネットユーザー20万件を、年内に30万件まで拡大したいとしている。
