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台北市の住宅価格、前四半期比4.2%上昇=信義房屋


ニュース 建設 作成日:2010年5月4日_記事番号:T00022503

台北市の住宅価格、前四半期比4.2%上昇=信義房屋

 
 政治大学と不動産仲介大手の信義房屋がまとめた2010年第1四半期の「信義房屋指数」によると、台北市の同指数は前四半期を4.2%上回る229.35ポイントまで上昇し、過去最高を更新した。前年同期比の上昇率は27%に達した。台湾全土の同指数は前四半期に比べ0.6%の上昇にとどまり、台北圏で異常な高騰が続いている実態が浮き彫りとなった。4日付中国時報などが伝えた。

 台北市の中古住宅の平均成約価格は、1坪当たり45万5,000台湾元(約136万8,000円)となり、過去最高を記録した。

 信義房屋不動産企画件研究室の蘇啓栄経理は「(容積率奨励による)都市再開発が注目を浴び、老朽アパートが高価格で売れていることが、台北市の住宅価格を押し上げている。初めてマイホームを購入する人にとっては、割安で比較的新しい台北県内の物件が理想的な選択となっている」と指摘した。

 一方、不動産市場の好況を背景に、不動産代理店の数が急増しており、4月だけで111社が設立されたことが分かった。