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ノートPC出荷、Q2後半に回復=ゴールドマン


ニュース 電子 作成日:2010年5月4日_記事番号:T00022510

ノートPC出荷、Q2後半に回復=ゴールドマン

 
 ノートパソコン受託製造メーカーによる第2四半期の出荷は、当初の4月は落ち込んだものの、最終月の6月に大きく盛り返すという予測が3日、ゴールドマン・サックスの金文衡アナリスト(アジア科学技術産業研究部)により示された。第2四半期通期では8%成長を見込んでいる。4日付工商時報が報じた。

 4月は例年のオフシーズン、部品の供給不足、アイスランドの火山噴火に伴う出荷遅延の影響により、緯創資通(ウィストロン)の20.8%減を筆頭に、英業達(インベンテック)と和碩聯合科技(ペガトロン)も15%以上の出荷減を記録、業界大手5社の平均減少率は7%に達したとみている。広達電脳(クアンタ・コンピュータ)のみは、4月中旬に発売された米アップルの新型MacBook Proを受託したため、唯一プラス成長を維持できたもようだ。

 なお、4月のマイナス成長は例年のことで、2006年~09年は4~10%の減少を記録した。今後、5月は小幅成長を回復し、6月は大幅成長を予測している。