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可成の4月売上高、16カ月ぶり最高に


ニュース 電子 作成日:2010年5月4日_記事番号:T00022511

可成の4月売上高、16カ月ぶり最高に

 
 パソコンなどの合金製筐体メーカー、可成科技(キャッチャー・テクノロジー)が3日発表した4月の連結売上高は、前月比22.42%増、前年同月比13.74%増の17億4,700万台湾元(約52億5,400万円)で、2008年12月以来、16カ月ぶりの最高となった。4日付蘋果日報などが報じた。

 4月の増収は、米アップルの新型MacBook Pro向けの製品供給が貢献したとみられる。アップルの第4世代iPhoneがアルミニウムフレームの採用を再開すると観測されていること、および下半期にタブレットPC向けの供給増が期待できることから、同社は今年、好業績が見込まれる。第2四半期の売上高は前期比15~20%増となる見通しだ。

 洪水樹同社董事長によると、合金筐体は技術の進歩により生産コストが大きく低下。今後、パソコンのローエンドやミドルエンド機種でも採用が進むため、今年の合金筐体の出荷量は前年比で少なくとも20%増加するとみている。