ニュース
電子
作成日：2010年5月4日_記事番号：T00022513
ウィストロン、ＨＰの３Ｄノート受注か
４日付工商時報によると、ノートＰＣ受託生産大手、緯創資通（ウィストロン）は先ごろ、ヒューレット・パッカード（ＨＰ）から３次元（３Ｄ）表示が可能なノートＰＣを受注、７月から出荷を開始するもようだ。同社の３Ｄノート受注は宏碁電脳（エイサー）製品に続くもので、デルからも引き合いがあるもようだ。
同社は「特定顧客に関することにはノーコメント」としている。なお３ＤノートＰＣについては、「粗利益率は一般製品より高いが、出荷台数が多くないため、当面の売上高、利益への貢献は限定的」としている。
証券会社はウィストロンの３Ｄノート技術への注力について、「新製品の開発で他社をリードしており、競争の激しい受託生産業界で独自路線を打ち出している」と評価している。また、テレビやノートＰＣなどでさらに３Ｄ化が進む見込みで、技術を保有するウィストロンは長期的に注目に値すると指摘した。
