ワイズコンサルティング・グループ

HOME サービス紹介 コラム グループ概要 採用情報 お問い合わせ 日本人にPR

コンサルティング リサーチ セミナー 経済ニュース 労務顧問 IT 飲食店情報

LED業界がQ1好調、大型TVバックライトで採用進む


ニュース 電子 作成日:2010年5月4日_記事番号:T00022516

LED業界がQ1好調、大型TVバックライトで採用進む

  
 発光ダイオード(LED)業界は第1四半期、売上高、利益ともに好調が目立った。大型液晶テレビのバックライトにLEDチップの採用が進み、現在需要に対しチップ生産能力が3~4割不足、一部メーカーでは需要の半分しか応じられないほどの供給不足となっている。4日付電子時報が報じた。

 2009年にLEDテレビのサプライチェーン入りを果たしたLEDエピタキシャルウエハー・チップの璨円光電(フォルモサ・エピタキシー)は、第1四半期の売上高が7億4,000万台湾元(約22億円)で前年同期比208.0%の大幅成長となり、粗利益率は38%と業界最高を記録した。

 一方、LEDパッケージング(封止)最大手、億光電子(エバーライト・エレクトロニクス)の第1四半期売上高は、前年同期比85%増の35億8,000万元で、粗利益率は同6.39ポイント上昇の33.06%に上った。純利益は5億4,000万元。1株当たり利益(EPS)は1.3元と、LEDエピタキシャルウエハー・チップ最大手の晶元光電(エピスター)と並んで業界最高だった。