陳水扁総統は21日、中米の友好国歴訪で最初の目的地ホンジェラスに到着。セラヤ大統領と首脳会談を行い、パトゥカ水力発電所の建設支援など総額8,600万米ドルの経済援助を盛り込んだ共同声明を発表した。
ホンジェラス大統領府によると、パトゥカ第三期水力発電所の総工費は２億5,000万～３億米ドルで、台湾側は調査測量および初期の土地調査や短中期プロジェクト費用3,000万米ドルの支援を約束。台湾電力が水利調査から設計段階までを担当する。
このほか、歴史博物館、ケーブルカー、病院の改修、運動場の整備ねどへも援助を行い、支援額は総額で8,600万米ドルを超える。
セラヤ大統領（右）は、台湾との長年の友情を守ると強調。国連加盟問題でも台湾支持の考えを表明した（21日＝中央社）
