ワイズコンサルティング・グループ

HOME サービス紹介 コラム グループ概要 採用情報 お問い合わせ 日本人にPR

コンサルティング リサーチ セミナー 経済ニュース 労務顧問 IT 飲食店情報

新奇美電の10年中小型パネル、出荷目標5億枚で世界首位へ【表】


ニュース 電子 作成日:2010年5月4日_記事番号:T00022520

新奇美電の10年中小型パネル、出荷目標5億枚で世界首位へ【表】

 
 市場調査会社、ディスプレイサーチの統計によると、今年3月に3社合併で誕生した液晶パネル最大手、新・奇美電子(チーメイ・イノルックス)は、合併前の3社による2009年中小型パネル出荷枚数を合わせると3億7,000万枚で世界シェア13.5%となり、首位、サムスンモバイルディスプレイ(SMD)の11.5%を上回る。新奇美電は今年の出荷目標を5億枚とし、世界首位の座を狙う。4日付工商時報が伝えた。
 
 昨年の携帯電話向けパネル出荷枚数でも、3社合計では世界シェア14.8%(2億9,300万枚)を占め、SMDの14.2%、友達光電(AUO)の8.3%を上回る。

 新・奇美電によると、中小型パネルは大型パネルと異なり、生産能力の規模だけでなく、最先端の技術レベルを求められ、新規顧客を獲得する上で難易度が高い。同社は顧客の需要に応え、低温ポリシリコンTFT(LTPS)を応用した次世代有機発光ダイオード(OLED)パネルの生産能力を増強中だ。
 
T000225201