５日付中国時報によると、景気回復や株価上昇などを受け輸入自動車の販売が好調となっている。特に100万～200万台湾元（約300万～600万円）の車種が人気で、現在予約しても納車まで２カ月以上かかる場合もあるという。
統計によると、１～４月の輸入車販売台数は前年同期比３割増の２万1,000台に達した。フォルクスワーゲン（ＶＷ）やメルセデスベンツは各2,500台以上が売れ、前年比成長率は６割以上となっている。トヨタのレクサスやＢＭＷも同２～３割以上の成長だ。納車までにかかる期間は、裕隆日産汽車で特殊な色を指定した場合は２カ月以上、台湾マツダは大型クロスオーバーＳＵＶ「ＣＸ９」で２カ月、中型クロスオーバーＳＵＶ「ＣＸ－７」で３カ月と説明している。
なお、ＶＷの台湾総代理、太古標達汽車は、現在の輸入車不足状況は下半期まで続く可能性もあるとしている。
