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光ディスクドライブ値下げか、台湾メーカーはコスト抑制に努力


ニュース 電子 作成日:2010年5月5日_記事番号:T00022544

光ディスクドライブ値下げか、台湾メーカーはコスト抑制に努力


 IT(情報技術)製品向け光ディスクドライブ(ODD)業界で第2四半期、読み取りヘッドの供給不足が緩和に向かう中、日立LGデータストレージ(HLDS)や東芝サムスン・ストレージ・テクノロジー(TSST)など韓国系メーカーがシェア拡大を狙って値下げに踏み切るとの見方が強まっている。そんな中、台湾メーカーは、生産工程を全面的に見直し、生産コストを抑制することで収益力の確保に努めている。5日付電子時報が報じた。

 業界関係者によると、かつて韓国ウォンレートが下落した際、韓国系ODDメーカーが受託生産価格を引き下げ、薄型ODD1台の受託価格は現在も約20米ドルまで下がったままとなっている。今後再び値下げ戦略が取られれば、ODDはさらなる薄利市場になる。台湾メーカーの動きはこうした状況に備えたものだ。