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ウィンテック、4月は15%増収


ニュース 電子 作成日:2010年5月5日_記事番号:T00022548

ウィンテック、4月は15%増収

 
 中小型液晶パネル大手、勝華科技(ウィンテック)が4日発表した4月の連結売上高は前月比14.94%増の37億2,200万元(約111億8,000万円)で、単月売上高としては過去5年間の最高を記録した。同社は第1四半期、中国での人手不足などにより約10億元の赤字を計上したが、米アップルのタブレット型パソコン「iPad」向けやノキア携帯電話向けなどのタッチパネル受注が増加を続けており、第2四半期は黒字転換が期待できそうだ。5日付経済日報が報じた。

 ウィンテックは4月の増収について、中型タッチパネルの出荷増を理由に挙げた。なお市場では、TFT液晶(薄膜トランジスタ)パネルの需要も高まっているが、同社は製品戦略を考慮し、今後はタッチパネルの生産能力増強と出荷枚数の拡大に資源を集中させる構えだ。

 証券会社は、ウィンテックは出荷枚数が受注量に追い付いておらず、今後生産能力の増強が進めば、2010年中に単月売上高で過去最高だった05年11月の54億6,300万元を超える可能性があると指摘した。