麗宝集団による台北県最大のビジネスホテル、深坑福容大飯店（台北県深坑郷）が６日に正式オープンした。観光地の深坑、木柵に近いだけでなく、国際的な展示会や見本市が開催されることの多い台北市信義区まで車で10分という立地条件が魅力だ。７日付工商時報などが報じた。
深坑福容ホテルのオープンを祝う呉宝田・麗宝集団董事長（中）、周錫瑋台北県長（右３）ら（６日＝中央社）
龐妤家・福容大飯店チェーン総管理処総監によると、深坑福容大飯店は２月のプレオープンから現在まで客室稼働率が80％を超えた。初年度は平均客室単価3,000台湾元（約8,600円）、客室稼働率75％以上を目指す。317室のうち、13～17階をビジネス客向けとし、第２期工事では宴会場や会議室を設置する計画だ。
麗宝集団は福容大飯店を含めた現在保有するホテル８軒に、今後100億台湾元（約290億円）以上を投じてさらに８軒を加え、２年以内に台湾最大のホテルグループになる見通しだ。
