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新光鋼の4月売上高、22カ月ぶり最高


ニュース 鉄鋼・金属 作成日:2010年5月7日_記事番号:T00022598

新光鋼の4月売上高、22カ月ぶり最高

 
 鋼板剪断の新光鋼鉄の4月売上高は、前月比15.84%増、前年同月比213.53%増の9億8,600万台湾元(約28億2,000万円)で、過去22カ月の最高を記録した。同社によると第2四半期の受注は満杯で、第3四半期も見通しを楽観している。中国鋼鉄(CSC)が7~8月の台湾域内向け価格を引き上げる見込みのため、証券会社は新光鋼の第2四半期の単月売上高は引き続き約10億元の水準を維持するとみている。

 ステンレスメーカーの新鋼工業も、4月売上高は前月比0.5%減ながら、前年同月比は54.86%増で、過去2年の最高水準を維持した。

 特殊鋼の栄剛材料科技(グロリア・マテリアル・テクノロジー)も、4月売上高は前月比18.7%増、前年同月比63.46%増と過去16カ月で最高だった。

 鉄鋼各社の売上回復についてある業者は、世界的な景気回復に伴う鉄鋼価格の上昇、および台湾域内の建設プロジェクトでの需要が増大していることを挙げた。