ニュース 電子 作成日:2010年5月7日_記事番号:T00022601
市場調査機関IDCによると、ノートパソコンの受託生産業界では、鴻海精密工業などEMS(電子機器受託生産サービス)を含むOEM(相手先ブランドによる生産)メーカーの出荷シェアが今年8%(1,600万台)へと、昨年の2.9%から大きく拡大する見通しだ。これが中堅ODM(相手先ブランドによる設計・製造)メーカーの成長の阻害要因となりそうだ。7日付工商時報が伝えた。
IDCの江芳韻・PC研究経理によると、ノート受託生産業界では今年、OEMが低価格ノートPC(ネットブック)で破格の価格を提示するなど価格競争が激化しており、平均販売価格(ASP)下落幅は昨年より大きくなる見込みだ。
IDCは今年の予測として、▽下半期にタブレットPC価格が下落し、ブームが下火気味のネットブックの脅威になる▽軽量薄型ノートPC市場拡大▽下半期にビジネス向け機種が業界成長をけん引――などを示した。
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