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中小型液晶パネル、Q2も需要安定


ニュース 電子 作成日:2010年5月7日_記事番号:T00022603

中小型液晶パネル、Q2も需要安定

 
 液晶パネル業界では2四半期の中小型パネル出荷枚数について、前期比横ばいとの予測が大勢を占めている。中小型パネルは第1四半期、オフシーズンながら前期比でそれほど落ち込まなかったため、第2四半期に大幅な成長は期待できないが、安定した需要が続くとみている。7日付電子時報が報じた。

 中華映管(CPT)は第1四半期の中小型パネル出荷枚数が過去最高の5,890万1,000枚で、友達光電(AUO)を抜いて台湾首位となった。第6世代生産ラインを中小型パネルに充てたほか、1.4、1.7インチおよびスマートフォン向けパネルの出荷を開始したことが奏功した。

 瀚宇彩晶(ハンスター)は前期比106%増の3,330万枚と倍増した。小型パネルに注力したことが出荷枚数の高い伸びにつながった。

 AUOは前期比5%減の5,700万枚で、例年の10~15%減と比べると落ち込みが小さかった。3月に3社合併で誕生した液晶パネル最大手、新・奇美電子(チーメイ・イノルックス)は4,452万枚だった。